医学の歴史を訪ねて 第16回 ヴェネツィア編 その11

令和4年2月1日

 

リアルト橋とオッパイ橋

 リアルト橋(Ponte Di Rialto)は、大運河にかかる4つの橋のうち最大で、世界で最も有名な大理石の橋です。

ポンテ "ponte"は「橋」、リアルト "rialto"は、「高台」という意味です。

この辺りは周囲より少し高く、海上に姿を現していました。

最初の人々はここに住み始め、ここからヴェネツィアの建設が始まったのです。

当然、この一帯がヴェネツィアの商業・経済の中心地となりました。

 

今では、橋の上に貴金属店やみやげ物屋などが並び、両岸に貴族の邸宅や外国の商館が建ち並びます。

 

 リアルト橋の少し上流に、ポンテ・デッレ・テッテ "Ponte delle Tette"という小さな橋があります。

テッテ "tette"とは、イタリア語で「乳房」の意味であり、その名の通り「オッパイの橋」を意味します。

 人が集まれば、当然、「人類最初の商売」と呼ばれる営み(売春)も行われました。

15世紀頃、この地域は、娼館がひしめく歓楽街だったのです。

この付近の建物の窓やバルコニーには、乳房を出した娼婦達が並び、胸を見せたり、股を広げたりして、男どもを誘惑し、呼び込んでいました。

 この頃、ヴェネツィア共和国では、同性愛の蔓延が社会問題となっていました。

カトリック教会が「自然に反する罪悪だ」と主張したからだけではありません。

同性愛者が増加すると結婚・出産が減り、その結果、人口が減少し、国力が低下するからです。それを防止するため、ヴェネツィア政府が同性愛者に科した処罰は極刑でした。

同性愛者は、サンマルコ小広場の2本の柱の間で絞首刑にされた後、「完全な灰になるまで」焼かれました。

 同性愛を防ぐため、政府が法令で奨励したのが売春だったのです。

娼婦は、日没以降、橋の向かいの窓から顔と乳房をよく見せること

暗くて見えにくい場合は、キャンドルで照らすこと

などという条文までありました。

 1509年のヴェネツィアには約12,000人の娼婦がいた、という記録があります。

当時のヴェネツィアの人口が約10万人でしたから、10人に1人が娼婦だった訳です。

しかも、娼婦達の上納金(税金)がヴェネツィア共和国の財政に大きく寄与しました。

特に、1519年の上納金は、ヴェネツィア造船所(兵器工場)建造に充てられたそうです。

 

インフルエンザ予防接種の予診票は当院受付にてお配りしている他、本サイトからもダウンロードできます。予め記入後お持ち下さい。

  ただし、「65歳以上の藤沢市民」は、当院にて専用の予診票に記入して頂きますので、ダウンロードは不要です。

お知らせ

3月7日(木)臨時休診します。

2月28日(水)から3月5日(火)まで臨時休診します。3月6日(水)から診療再開します。

令和6年4月より、毎週木曜日、休診します。

1月25日(木)は通常通り診療します。

2月1日(木)は急用のため、休診いたします。

急用のため、1月18日(木)休診いたします。

 

急用のため、1月11日(木)休診いたします。

 

令和5年12月29日より翌1月3日まで休診します。ただし、1月2日は藤沢市休日当番医のため、午前9時から午後5時まで、急病・外傷患者さんの診療を行います。

8/11(金)から8/17(木)まで夏期休診させて頂きます。

新型コロナワクチンの3回目接種を来年1月18日から開始します。

市から接種券が届いたら、電話にて予約して下さい。藤沢市以外の方も予約できます。

TEL 0466-31-0840