医者と患者に男も女もありません 第5回

平成28年2月1日

 

 前々回と前回で、女性外来についての私の考えを述べましたが、共感して頂けたでしょうか?

 要約すれば、以下のような主張をしました。

1.医師たる者、「女の心・カラダは男より女の方が良く分かる」などという安易な考え方に与(くみ)してはならない。

2.医学を学ぶからには、自分がどちらの性であっても、男性・女性両方の病態生理に精通するよう努力するべきである。

3.女性外来ブームは「女性患者の診療は女性医師が行うのが望ましい」という、安易で間違った風潮である。

 

 現実には、残念ながら、この誤った風潮が世界中に広がっています。

「産婦人科疾患の診療は女性医師が担(にな)うべきだ」という考え方が世界中に流布(るふ)しています。

そして、産婦人科の世界では、男性医師が不当に評価され差別を受けているのです。

事実、過去20年間で、世界の男性産婦人科医は激減し、日本でも同様の傾向です。

 そのような嘆かわしい風潮の中、私から見れば喜ばしい現状もあります。

ここ数年、女性外来の新たな開設が少なく、むしろ公立病院などでは閉鎖するところが増えているのです。

 当院の連携病院の一つである藤沢市民病院でも、平成254月に女性外来が閉鎖されました。

まさか、私の意見を聞いたからではないでしょうが、嬉しいニュースでした。

偉そうな言い方ですが、藤沢市民病院が男女の性別に関係なく平等な医療を行う方向に舵を切ったのは、誠に賢明な判断であったと思います。

当時の院長先生に拍手を送ります。

 

 女性外来の蔓延と同様に、私が不快に感じている事があります。

それは、医師が女性の胸部を聴診する際、下着を外(はず)させるのはけしからん、下着の上から聴診するのがマナーだ、という論調が雑誌やインターネット上にはびこっている事です。 

 

 インターネット上のあるサイトには、次のような意見が書かれていました。

 

1.医者が女性を診察する時、ブラジャーをはずすよう強制するのはセクハ  ラだ。

2.ブラジャーをはずすのは単なる医者の趣味であり、わいせつ行為である。

3.医者が不必要に患者の体にサワルのは、自分が医者だという特権意識があるからだ。

4.女性患者のブラジャーを外すよう強要するのは女性を見下(みくだ)しているからであり、犯罪だ。人権侵害だ。見せてたまるか!さもなくば、金を払え!

5.ブラジャーをはずせと言われたら拒否しよう。

 しっかりと抗議し、是正を求め、それでもはずせと言われたら、受診拒否しよう。

 

 いずれも、とんでもない言いがかりです。

見当違いも甚(はなは)だしく、不愉快極(きわ)まりない発言です。

 

                                                               次号に続く

インフルエンザ予防接種の予診票は当院受付にてお配りしている他、本サイトからもダウンロードできます。予め記入後お持ち下さい。

  ただし、「65歳以上の藤沢市民」は、当院にて専用の予診票に記入して頂きますので、ダウンロードは不要です。

お知らせ

5月8日から、新型コロナウィルスワクチンの令和5年春開始接種が始まります。期間は8月31日まで、対象者は、前回接種から3ヶ月以上経過した、3回目以降の方で、以下のどれかに当てはまる方です。①65歳以上 ②5~64歳で基礎疾患を有する

③医療・介護従事者

 接種券を持って、月・火・水・金の午後2~3時に窓口にて予約して下さい。電話での予約はできません。

令和4年12月29日から令和5年1月3日まで休診します。

生後6ヶ月以上11才以下の乳幼児を対象に新型コロナワクチン接種を開始します。令和4年11月19日(土)以降、毎週土曜日に限ります。予約が必要です。月・火・水・金曜日の午後2時から3時の間に、接種券持参の上、窓口で予約して下さい。インフルエンザワクチンの同時接種も可能です。

 なお、1,2回目の12才以上新型コロナワクチン接種は毎週水曜日にのみ、行っています。

 電話でのお問い合わせは窓口業務の妨げになりますので、ご遠慮下さい。

4年11月から、生後6ヶ月以上11才以下の乳幼児令和の新型コロナワクチン接種を開始します。インフルエンザワクチンの同時接種も可能です。詳細が決まり次第、お知らせします。

 

10月1日(土)よりオミクロン株対応(ファイザー)の新型コロナワクチン接種を開始します。3回目以降、12才以上の方が対象です。

インフルエンザワクチンと同時接種も可能です。

月、火、水、金の午後2~3時に接種券を持って予約にお越し下さい。

電話での予約はできません。

1,2回目の従来ワクチン(ファイザー)接種も、引き続き行っています。

来る9月4日(日)午前9時から午後5時まで、当院は藤沢市の救急当番医です。

発熱外来、コロナワクチン接種も行いますので、ご予約下さい。

8/7(日)から8/14(日)まで休診します。

 新型コロナワクチン4回目接種を5月30日(月)から開始します。

混乱を避けるため、ファイザー社製のみを打ちます。接種対象者は以下のいずれかに該当する方です。①60歳以上 ②18~59歳で、基礎疾患を有するか、重症化リスクが高いと医師が認める方。

 ①②のいずれかで、3回目接種から5ヶ月以上あいていれば、接種可能です。

月、火、水、金の午後2~3時に接種券を持って予約にお越し下さい。電話での予約はできません(令和4年5月18日)。 

5~11歳用の新型コロナワクチン接種は行っていません(令和4年3月3日)。

新型コロナワクチンの予約の電話が殺到し、業務に支障を来しています。本日より、予約は対面でのみ受け付けることに変更します。月・火・水・金の午後2時から3時の間に、接種券持参の上、当院窓口にお越し下さい。電話での予約はできません(令和4年2月1日)。

1月23日(日)は休日診療を行います。

発熱・急病・ケガの方は受診して下さい。

午前9時から午後5時まで。

新型コロナワクチンの3回目接種を開始しました。市から接種券が届いたら、電話もしくは窓口にて予約して下さい。

藤沢市以外の方も予約できます。

TEL 0466-31-0840

 1・2回目のワクチンも、受け付けています(令和4年1月17日)。

一般用インフルエンザワクチン20人分が入荷しました(令和4年1月11日)。

令和3年12月30日から令和4年1月3日まで休診します。

一般用インフルエンザワクチン48人分が入荷しました。(12月28日)。

一般用インフルエンザワクチン100人分が入荷しました。(12月23日)。

新型コロナワクチンの3回目接種を来年1月18日から開始します。

市から接種券が届いたら、電話にて予約して下さい。藤沢市以外の方も予約できます。

TEL 0466-31-0840

一般用インフルエンザワクチン92人分が入荷しました。在庫は300人分です(12月8日)。

一般用インフルエンザワクチン260人分が入荷しました(12月7日)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(12月6日)。

12月4日診療終了時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は10人分です。

一般用インフルエンザワクチン300人分が入荷しました(11月30日)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月29日PM2:45)。

一般用インフルエンザワクチン20人分が入荷しました(11月29日AM11時)。

65歳以上の藤沢市民のインフルエンザ予防接種の予約を再開します(11月29日)。

ただし、接種は12月10日以降です。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月26日PM4時)。

11月26日AM10:30、一般用インフルエンザワクチン40人分が入荷しました。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月22日PM5時)。

11月22日PM0時、一般用インフルエンザワクチン50人分が追加入荷しました。

11月22日AM10時、一般用インフルエンザワクチン90人分入荷しました。65歳以上の藤沢市民には藤沢市から配給される筈ですが、未だ配給再開日が未定のため、希望者には一般用を転用して接種します。

11月22日午前、一般用インフルエンザワクチン約100人分入荷予定です。時間は未定です。入荷次第、お知らせします。電話での問い合わせはご遠慮下さい。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月12日)。

一般用インフルエンザワクチン100人分が入荷しました(11月12日)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月10日)。

11月9日夕方4時頃入荷する予定の一般用インフルエンザワクチンが、60人分から90人分に増えました。

11月9日夕方4時頃、一般用インフルエンザワクチン60人分入荷予定です。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月8日)。

一般用インフルエンザワクチン70人分が入荷しました(11月8日)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました。入荷次第、お知らせします(11月5日)。

一般用インフルエンザワクチン100人分が入荷しました(11月4日)。

10月1日朝の診療開始時点で、インフルエンザワクチンの在庫は380人分です。