医者と患者に男も女もありません 第2回

平成27年11月1日


 レストランに食事をしに来たお客さんに、ウェイターがいきなり「今からアナタのお尻に指を入れます」と言ったら犯罪です。

 しかし、前号の事例は、救急病院の当直医が急患を治療するために坐薬を投与するという話です。

男の医師が女の患者に気を遣って、「自分が入れても良いか?看護婦に入れさせた方が良いか?どっちにしますか?」と尋ねる事自体がおかしいと、私は思うのです。

さらに、患者さんが「男性医師が女性の私に気を遣ってくれた」と感謝している事も奇異に感じます。

 もちろん、救急病院を受診する患者さんも、患者である前に女性(あるいは男性)です。そして、女性(あるいは男性)である前に人間です。

私は、患者さんの女性(あるいは男性)としての人権や、人間としての尊厳を踏みにじっても良いと主張しているのではありません。

医師が患者さんの診察をする際には、礼節を守り、真摯な態度で接しなければいけないのは当然です。

だからと言って、「自分が入れるか?看護婦に入れさせるか?どちらにしますか?」と患者さんに問わねばならないとは、どうしても思えないのです。

 もし、私が救急病院の医師ならば、診断がついたら、患者さんに「自分がやるか?看護婦にやらせるか?」と質問などせずに、直ちに治療を行います。

自分がやるか、看護婦にやらせるかは、問題ではないのです。

どちらでも構いません。

 「男の自分が坐薬を入れれば、女の患者さんが恥ずかしいだろうから、看護婦にやらせよう」と考える事自体が、救急現場で働く医師としては問題だと思うのです。

ましてや、痛みに苦しむ患者さんに「自分と看護婦のどちらが良いか?」と質問するなど、私には到底考えられません。

 さらに、患者さんから「看護婦に替わってくれてありがとう」と感謝()されたら、私ならむしろ不快に感じるだろうと思います。

そうではなく、「手早く診断・治療してくれてありがとう。おかげで楽になりました」と言って頂いた方が、よほど嬉しいです。

自分が診断・治療した患者さんが回復してくれれば、これこそが医師としての喜びです。その上、感謝の言葉まで添えられたら、最高の幸せです、少なくとも私にとっては。 

 私は時代遅れの、頭が固い人間なのかも知れません。

当院は「親切な応対、的確な診断、迅速な治療」をモットーとしていますが、男性医師が女性患者に坐薬を入れたら「親切な応対」に反するとは思いません。

 最近、新聞・書籍・テレビなどで、「性差医療」や「女性外来」という言葉をしばしば見聞きします。

女性患者の「同性の医師・医療者から診察・処置を受けたい」という気持ちを否定するつもりはありません。

しかし、性別にこだわっていては、医療の本質から外れてしまうと思うのです。

 

                                                            次号に続く

インフルエンザ予防接種の予診票は当院受付にてお配りしている他、本サイトからもダウンロードできます。予め記入後お持ち下さい。

  ただし、「65歳以上の藤沢市民」は、当院にて専用の予診票に記入して頂きますので、ダウンロードは不要です。

お知らせ

10月23日(土)午前10時、インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました。

入荷しだい、お知らせします。

10月22日診療終了時点で、インフルエンザワクチンの在庫35人分です。

10月21日朝、インフルエンザワクチン100人分入荷しました。

在庫は105人分です。

10月20日夕方、診療終了時点で、インフルエンザワクチンの在庫は17人分です。

10月18日朝、インフルエンザワクチン138人分入荷しました。

在庫は188人分です。

10月12日朝、インフルエンザワクチン100人分入荷しました。

在庫は約200人分です。

10月1日朝の診療開始時点で、インフルエンザワクチンの在庫は380人分です。

 新型コロナワクチンの予約受付を再開します。3週間おき、計2回の接種をキャンセルしないで必ず受けると約束する方だけに限ります。

接種日は11月1日(月)以降で、定員168人です。接種時間帯は診療時間と同じです。

 月、火、水、金曜日の午後2時から3時の間、当院にて、接種券を持参の上、予約して下さい。電話では予約できません。電話でのお問い合わせはご遠慮下さい(9月9日)。

 

新型コロナワクチンの接種枠が満杯になりました。一旦、予約受付を終了します。再開する際は当欄にてお知らせします(9月1日)。

新型コロナワクチンの予約受付を再開します。3週間おき、計2回の接種をキャンセルしないで必ず受けると約束する方だけに限ります。接種日は以下の2通りに限り、共に定員70人です。例外はありません。

月、火、水、金曜日の午後2時から3時の間、当院に接種券を持参して御予約下さい。電話では予約できません。電話でのお問い合わせはご遠慮下さい(9月1日)。

①9/11(土)②10/2(土)

①9/25(土)②10/16(土)

いずれも、時間は午後2時から5時までです。

新型コロナワクチンの接種枠が満杯になりました。一旦、予約受付を終了します。再開する際は当欄にてお知らせします(令和3年8月27日)。

新型コロナワクチンの予約受付を再開します。3週間おき、計2回の接種をキャンセルしないで必ず受けると約束する方だけに限ります。接種日は以下の11通りに限ります。例外はありません。

月、火、水、金曜日の午後2時から3時の間、当院に接種券を持参して御予約下さい。電話では予約できません。

①9/28②10/19、①9/29②10/20、①9/30②10/21、①10/1②10/22、①10/2②10/23、①10/4②10/25、①10/5②10/26、①10/6②10/27、①10/7②10/28、①10/8②10/29、①10/9②10/30

8月12日(木)から14日(土)までの3日間、夏期休業します。

 

全国的なワクチン不足のため、神奈川県より9月27日以降の予約受付を控えるよう通達がありました。当面の間、9月27日以降の新型コロナワクチンの予約はできませんので、ご了承下さい(令和3年7月15日)。

6月11日現在の、新型コロナワクチン予約状況は以下の通りです。

本日予約すると、1回目接種が8月後半、2回目接種が9月前半となります。

新型コロナワクチンの接種対象年齢が12歳以上に拡大されました。接種券(クーポン券)が届いたら、窓口にて予約して下さい。藤沢市以外の方も予約できます(令和3年6月2日)。