これで良いのか!? 日本の医療 第10弾

2009年6月10日

 今回も、我が国の周産期医療(ひいては医療制度その物)の崩壊のもう一つの原因である、医療訴訟の増加について述べます。

 福島県立大野病院の事件では、医師の無罪が確定した後も、今なお民事裁判が継続中です。亡くなった産婦の御尊父は「じゃあ、なぜ娘は死んだんだ?」と反論したと報道されていました。最愛の家族を亡くされた悲しみはお察し申し上げますが、「誰も悪くなければ患者は死なない」という考えは誤りです。「出産」とは、世界では250人に1人が死亡する危険な行為なのです。医師は患者さんを救うために全力を尽くしました。最初から死なせるつもりだったのではありません。患者さんは病気で亡くなったのです。患者さんの命を救う事が出来なかったら訴えられるのなら、医師は医療に携わる事が出来なくなります。従って、無罪判決は至極妥当な判決です。

この医師逮捕に関して、日本母性保護産婦人科医会は声明を発し、「この様に稀で救命する可能性の低い事例で医師を逮捕するのは産科医療を崩壊させかねな い」と批判しました。実際、この事件は昼夜を問わず地域医療に貢献していた全国の医師の意欲を低下させ、リスクのある医療行為に対しての萎縮を招きまし た。もともと、1994年以降継続的に国内の産科医数は減少していますが、2006年の当該事件以降は益々産科を敬遠する傾向が強まりました。産科を掲げ る病院は、1990年には2,459施設ありましが、その後毎年減少し続けており、2008年には1,177施設となりました。この18年間で半分以下に 減少してしまった訳です。こうして、全国各地で多くの出産難民が生じています。そして、産科以外でも訴訟リスクの高い医療現場から医師が去る事態となって いるのです。私の愚息はまだ医科大学の2年生ですが、早くも将来の進路について、「訴訟の多い科(外科、産婦人科等)には進まない」と言っています。

 出産では、生まれてくる子供と母親の両方、すなわち2人(もしくはそれ以上)の人間の命が同時に危険にさらされます。しかも、進歩した現代医学を享受す る日本では、両方とも健常に生存する事が求められ、また、それが当然とみなす人が圧倒的に多いのです。患者の権利意識が高まり、「うまくいって当然」の風 潮なのです。ですから、母児のどちらかでも障害が残ったり死亡したりすれば、これまた当然のごとく訴訟が提起されます。従って、あらゆる診療科目の中でも 産科は最も訴訟が多いのです。その上、賠償金がとてつもなく高額なのです。例えば、新生児が脳性麻痺になり、裁判で医師の過失が認定されると、賠償金は1 億数千万円が相場とされ、日本医師会が運営している医師賠償責任保険はすでにパンク状態と言われています。
 訴訟大国の米国の現状はもっと悲惨です。医療訴訟の多い産婦人科や心臓外科では医師賠償責任保険の保険料が年間に10万ドル(1ドル100円として約 1,000万円)にも達し、医師達を苦しめているのです。年収20万ドル(約2,000万円)だった外科医が、保険料が18万ドル(約1,800万円)に なったため、差し引き年収が2万ドル(約200万円)のワーキングプアに転落してしまい、廃業に追い込まれる例も多発しているそうです。良しきに付け悪し きに付け、米国の後を追いかけている我が国でも、同様の事態となれば医療崩壊に拍車がかかる事でしょう。

 高い賠償金に備えるためには、当然、高い保険金を払う必要があります。そして、高い保険金を払うためには、これまた当然、高い診療報酬を得る必要があり ます。ところが、既に何度も述べたように、現状の診療報酬はあまりに低額で、その中から高い保険金を支払う事など到底不可能なのです。当直明けの連続勤務 (36時間連続労働)や頻繁な夜間呼び出しが常態化している過酷な労働環境に加えて、低賃金といつ訴えられるか判らない恐怖が重なれば、余程の馬鹿かお人 好しでなければ逃げ出すのが当たり前ではないでしょうか?これが、日本中の病院で産科、小児科、外科等の外来・病棟が閉鎖に追い込まれている原因なので す。日本医療の崩壊の根本原因なのです。

 では、この「医療崩壊」をくい止めるためにはどうすれば良いのでしょうか?

①簡単な事です。患者が医師を訴えなければ良いのです・・・。しかし、これだけ医学が進歩し、しかも国民の権利意識が高くなった社会で、「死んだり障害が残ったりしても訴えるな」と言っても、戯言(たわごと)としか受け止めてはもらえないでしょう。
せめて耳を傾けて頂けるような表現をするとすれば、「医療に内在する不確実性を理解して欲しい」と言い替えておきます。しかし、このように抽象的な解決策を論じても、直ちに医療訴訟が減少するとは思えません。

② そこで、医師が研鑽を積み、現代医学で期待出来る最善の医療を提供する事を前提としつつ、最良の結果を伴わなかった際に生じ得る高額の損害賠償請求に備え て、どうしても診療報酬を大幅に引き上げる事が必要となるのです。増加する医療訴訟に備えるための高い保険金を支払うためには、診療報酬を増額するしかな いのです。
そしてさらに、診療報酬引き上げは、過酷な医療現場に医師を呼び戻して医師不足を解決し、交替勤務を可能とし、多忙な医師に休息を与え、物心両面において豊かな生活を取り戻させるためにも是非とも必要なのです。

インフルエンザ予防接種の予診票は当院受付にてお配りしている他、本サイトからもダウンロードできます。予め記入後お持ち下さい。

  ただし、「65歳以上の藤沢市民」は、当院にて専用の予診票に記入して頂きますので、ダウンロードは不要です。

お知らせ

1月22日(金)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は10人分です。

1月14日(木)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は13人分です。

1月8日(金)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は16人分です。

1月7日(木)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は25人分です。

1月6日(水)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は26人分です。

令和3年1月5日(火)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は28人分です。

令和3年1月4日(月)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は33人分です。

12月29日(火)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は40人分です。

一般用インフルエンザワクチン40人分入荷しました。在庫は53人分です(12月28日)。

リハビリスタッフ募集は終了しました(令和2年12月26日)。

12月26日(土)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は35人分です。

一般用インフルエンザワクチン20人分入荷しました。在庫は47人分です(12月25日)。

12月25日(金)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は35人分です。

12月24日(木)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は40人分です。

12月23日(水)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は57人分です。

一般用インフルエンザワクチン40人分入荷しました。在庫は70人分です(12月22日)。

 

12月22日(火)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は34人分です。

 

12月30日(水)から1月3日(日)まで休診します。

12月21日(月)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は66人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

12月19日(土)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は104人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

一般用インフルエンザワクチン100人分入荷しました(12月18日午前10時半)。在庫は124人分となりました。なくなったら、当欄にてお知らせします。

12月18日(金)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は28人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

12月17日(木)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は10人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

12月16日(水)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は43人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

一般用インフルエンザワクチン40人分入荷しました(12月15日午前10時半)。在庫は68人分となりました。なくなったら、当欄にてお知らせします。

12月15日(火)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は29人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

 

12月14日(月)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は76人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

 

12月12日(土)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は140人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

 

一般用インフルエンザワクチン200人分入荷しました(12月11日午前10時)。当分なくなりません。なくなったら、直ちに当欄にお知らせします。

12月11日(金)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は20人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

 

12月10日(木)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は40人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

また、予約しても来院しない方が多いため、予約は受け付けていません。

12月9日(水)診療開始時点で、一般用インフルエンザワクチンの在庫は120人分です。

なくなり次第、この欄でお知らせします。

「まだワクチンありますか?」の電話はご遠慮下さい。

また、予約しても来院しない方が多いため、予約は受け付けていません。

一般用インフルエンザワクチン80人分追加入荷しました(12月8日午前11時、本日計240人分)。

一般用インフルエンザワクチン160人分入荷しました(12月8日午前10時)。

明日12月8日(火)午前中に、一般用インフルエンザワクチン80人分入荷予定です。ワクチンが入荷したら、および、ワクチンがなくなったら、すぐにこの欄でお知らせします。

「いつ入荷しますか?」「ワクチンまだありますか?」の電話はしないで下さい。

電話に応対するために、窓口での応対ができなくなるためです。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(12月4日午後5時半)。

一般用インフルエンザワクチン140人分入荷しました(12月4日午前10時)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(12月1日午後5時)。

一般用インフルエンザワクチン100人分入荷しました(12月1日午前11時)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月27日午後6時)。

11月27日午後4時、一般用インフルエンザワクチン26人分入荷しました。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月27日午前10時半)。

一般用インフルエンザワクチン30人分、入荷しました(11月26日午前10時)。

65才以上の藤沢市民のインフルエンザワクチンも入荷しましたので、予約済みの方は注射できます。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月25日午後3時45分)。

11月25日(水)午後3時、一般用インフルエンザワクチン35人分入荷します。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月21日午前8時半)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫は、11月21日診療開始時点で7人分です。

一般用インフルエンザワクチン200人分入荷しました(11月20日午前10時40分)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月20日午前9時半)。

一般用インフルエンザワクチン28人分入荷しました(11月19日午前10時40分)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(11月13日午後)。

一般用インフルエンザワクチン46人分、入荷しました(11月13日午前)。65才以上の藤沢市民のインフルエンザワクチンも入荷しましたので、予約済みの方は注射できます。

11月10日午後5時、一般用インフルエンザワクチン50人分、追加で入荷しました。

11月10日午後3時に、一般用インフルエンザワクチン200人分入荷します。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年11月4日(夕方)。

一般用インフルエンザワクチン120人分入荷しました(11月4日朝)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月31日)。

65才以上の藤沢市民のインフルエンザワクチンが60人分入荷しました。ご自身が予約してある日に接種しに来て下さい(10月30日)。

一般用インフルエンザワクチン104人分入荷しました(10月30日)。

本日、さらに一般用インフルエンザワクチン80人分入荷しました(令和2年10月29日)。

一般用インフルエンザワクチン200人分入荷しました(令和2年10月29日)。

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月28日)。

インフルエンザワクチン20人分入荷しました(令和2年10月28日)。

当院は神奈川県より発熱診療等医療機関に指定されています。

発熱、風邪症状等の方はなるべく電話でご相談の上、下記の時間帯に受診して下さい。

午前(月~土):

  11:30-12:30

午後(月,火,水,金):      5:00-6:00

一般用インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月27日)。

一般用インフルエンザワクチン120人分入荷しました(令和2年10月27日)。65才以上の藤沢市民用はまだ入荷未定です。

インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月23日)。

インフルエンザワクチン36人分入荷しました(令和2年10月23日)。

65才以上の藤沢市民のインフルエンザワクチンは一般用とは別ルートですが、一般用と同様に品不足のため、藤沢市が医療機関への供給を止めました。予約も受け付けるなとの通達ですので、しばらく予約をお受けできません。再開時期は未定ですが、再開の際は、必ずお知らせします(令和2年10月21日)。

インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月21日)。

インフルエンザワクチン40人分入荷しました(令和2年10月21日)。

本日、さらに20人分、インフルエンザワクチンが入荷しました(令和2年10月20日)。

インフルエンザワクチン20人分入荷しました(令和2年10月20日)。

インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月19日)。

インフルエンザワクチン30人分入荷しました(令和2年10月19日)。

在庫は40人分です。

65才以上の藤沢市民のインフルエンザワクチンも一般用と同様、日本中で品不足となっています。予約が必要ですが、入荷は11月後半の見込みです。

インフルエンザワクチン230人分入荷しました(令和2年10月15日)。

インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました(令和2年10月14日)。

インフルエンザワクチン40人分入荷しました(令和2年10月14日)。

只今、インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました。次回、入荷次第、本欄にてお知らせします(令和2年10月13日)。

インフルエンザワクチン40人分入荷しました(令和2年10月12日)。

65歳以上の藤沢市民は、専用のルートでインフルエンザワクチンが入荷するため、予約が必要な替わりに、品不足の心配はありません(令和2年10月12日)。

只今、インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました。次回、入荷次第、本欄にてお知らせします(令和2年10月10日)。

10/10朝の時点で、インフルエンザワクチンの在庫は80人分です。

10/8朝の時点で、インフルエンザワクチンの在庫は200人分あります。

10/2(金)朝の時点で、678人分のインフルエンザワクチン在庫があります。

令和2年8月13日(木)から15日(土)まで休診します。17日(月)より通常通り診療します。

令和2年4月26日(日)は9時から午後5時まで、藤沢市休日当番医です。急病やケガの方は受診して下さい。

4/7に緊急事態宣言が発令されましたが、緊急事態中も当院は通常通り診療を続けます。風邪症状で悩む方は早期に当院を受診下さい。まず肺炎を診断し、肺炎なら迅速に治療開始することが重要です。自宅で放置していると重症化することがありますので、早期発見早期治療が肝要です(令和2年4月10日)。