平成299月更新

 

 当院は今月18日で開業満17年になりました。

おかげ様で、来院患者数は20,000人を超えました。

この「院長挨拶」も、今回で10回目です。

 これまで、時流に媚びず、嘘は言わず、医学的に正しく、人として誠実、を信条に診療に臨んできました。

ともすると怠惰な方向に流れがちな自己を律しながら、患者さんや従業員と向き合ってきました。

自分に厳しく、他人には優しくを心がけていますが、凡人の私には容易ではありません。

お釈迦様やイエス・キリストの境地に達するのは無理としても、少しでも近づけるよう精進します。 

 

 日本は、世界で最も少子高齢化が進んだ国です。

2025年には団塊の世代全員が後期高齢者(75歳以上)になる、という事が盛んに喧伝されています。

しかも、我が国の少子高齢化はこの後も続き、2035年には団塊世代の子の世代が65才に到達し始めます。

そして、2040年には彼ら全員が65歳以上になり、さらに死亡者数がピークに達すると推計されます。

 この状況下で日本社会を維持するには、高齢者の就業率上昇が必須です。

日本老年学会は今年1月、現代の高齢者には以前より510年の身体的「若返り」現象が見られる事を根拠に、高齢者の定義を65歳以上から75歳以上に引き上げる事を提言しました。

 少子高齢化の急速な進行という現実からは逃げられません。

定年と年金支給開始年齢をセットで70歳以上に引き上げないと、日本は消滅してしまいます。

 医者しか能が無い私は、当院に通って下さる患者さん方に感謝し、自身や職員の生活のためだけではなく、日本のためにも、75歳までは働き続けます。

 

 平成239月の「院長挨拶」で、医学の歴史はギリシャ・ローマ神話やキリスト教と密接に関連していると述べました。

時間を作って少しずつ勉強していますが、この夏、その一端を見学しにイタリアに行って来ました。

近々に、当ホームページの「フォトギャラリー」や「院長から一言」欄で供覧しますので、お楽しみに。

 

院長挨拶 平成289月更新

 

 当院は今月18日で開業満16年になりました。

おかげ様で、来院患者数は19,000人を超えました。

これからも、どんな事でも最初に相談出来るかかりつけ医として、職員一同頑張ります。

 当院職員の職種は医師、看護師、事務、リハビリ、介護、管理栄養士と多岐に亘りますが、常勤・非常勤合わせて総勢18名の大所帯となりました。

平成12年に開業した時は6名でのスタートでしたから、16年間でちょうど3倍になった勘定です。 

開業当初、金庫番や労務管理を担ってくれた父も既に鬼籍に入りました。

 かく言う私自身も、今年還暦となりました。

若い時のような無茶はせずに、自重しようとは思っています。

しかし、これまでの人生60年、常に全力投球を信条にしてきました。

「もう、この辺で良いや」と思った瞬間、下り坂が始まります。

今後も、努力を怠らずに、さらに上を目指そうと、初心に立ち返って誓います。

 

  ところで、今年の710日に第24回参議院議員選挙が行われました。

その結果、自民党・公明党の連立与党は合わせて70議席を獲得し、改選議席の過半数である61議席を大きく上回りました。

この勝利により、安倍首相は「アベノミクス」の「第1ステージ(3本の矢)」から「第2ステージ(新・3本の矢)」へ移ると、公言しています。

 「新・3本の矢」とは

GDP600兆円

②希望出生率1.8

③介護離職ゼロ

の3つであり、これにより「一億総活躍」社会を目指すのだそうです。

 この3つの目標のすべてが到底実現不可能な幻想です。

詳細を述べると長くなりますので、ここでは3つめの「介護離職ゼロ」についてだけ論評します。

  調査によると、親の介護のために離職する人が年間10万人を超えているのが現状です。

安倍首相はこれをゼロにすると言うのです。

そのための方策は、介護保険のサービスを抜本的に拡充するしかありません。

 一方、安倍政権が昨年発表した「骨太の方針2015」では、社会保障費の自然増を平成28年度以降、毎年5,000億円以内に抑制する事が打ち出されました。

これに基づき、昨年12月に政府の経済財政諮問会議(議長:安倍首相)が「経済・財政アクションプログラム」なる物を策定しました。

この中には、介護が必要になっても介護保険制度を利用させないようにするための、様々な利用者負担増・給付抑制策が盛り込まれています。

 具体的には、

①介護利用料自己負担割合を1割から2割に上げる。

②介護利用料の自己負担上限額を引き上げる。

③要支援12、要介護12の利用者の福祉用具レンタル料を全額自己負担にする。

等々です。

  どうです?皆さん。

介護サービスを切り捨て、自己負担を引き上げる数々の政策を計画しておきながら、

「介護離職ゼロ」など実現できる筈がないではありませんか!

我々国民は、単なる選挙目当ての幻想である「新・3本の矢」に騙(だま)され、安倍政権の長期化に手を貸してしまったのです。

  安倍首相は、消費税10%への増税を延期する事を、参議院選挙前に公約しました。

そして、選挙後の今、首相や麻生財務大臣は、財源不足を口実に、「社会保障充実の範囲は限られる」と放言しています。

 私は、今後も、社会保障の充実を求めて、様々な場で発信していきます。

皆様も、アベノミクスの幻想から目を覚まし、健康や暮らしを守る日本を目指して、私と一緒に行動して下さい。

院長挨拶(平成27年9月更新) 

 

 当院は今月18日で開業満15年になりました。

おかげ様で、来院患者数は18,000人を超えました。

これからも、何でも相談できる地域のかかりつけ医として、職員一同頑張ります。

 

 先月、レントゲン装置を一新し、デジタル化しました。

肺癌検診や胃のバリウム検診、腰椎・膝関節撮影など、全てのレントゲン検査が瞬時に行えるようになりました。

フィルムを現像する手間がなくなり、撮影後すぐに診察室のモニター上に画像が映し出されます。

待ち時間ゼロで診断可能となり、患者さん方に喜ばれています。

せっかちな私にとっても大変便利です。

 併せて、第2診察室も造設し、医師二人で診療する事が可能になりました。

将来的に、待ち時間短縮と医療の多様化に役立てようと考えています。

 

  ところで、今月19日に安倍政権は、安全保障関連法案を成立させました。

歴代の政権が憲法違反と表明し、現在も多くの憲法学者が憲法違反であると言明している集団的自衛権の行使を法制化してしまったのです。

自衛のための戦争に参加するためには、戦争放棄を謳(うた)った憲法を改める必要があります。

それをせずに、戦争参加を可能とする法案を採決したのは憲法に対する蹂躙(じゅうりん)であり、明らかに安倍政権の暴走です。

 

 安全保障関連法案の陰に隠れて、ほとんど話題になっていませんが、安倍政権は「骨太方針2015」で、今後5年間に1.9兆円もの社会保障予算削減を目論(もくろん)でいます。

これは、小泉内閣時代の5年間1.1兆円削減を遥かに超えています。

 そもそも、「アベノミクス」第3の矢で狙っているのが医療・介護分野の成長産業化なのです。

成長産業という言葉からは何か素晴らしいものであるような錯覚を受けますが、決してそうではありません。

本来、国が責任を負わなければならない医療・介護保障から手を引き、替わりに健康関連産業に肩替わりさせようという魂胆(こんたん)なのです。

 安倍政権が強権的に進めている数々の政策は、すべて医療予算削減が目的です。

すなわち、混合診療、国民健康保険の市町村主体から都道府県主体への改変、地域包括ケアシステム、TPP参加、マイナンバー制度、医薬品のインターネット販売、医薬品の保険適応はずし、株式会社の病院経営、国家戦略特区、サービス付き高齢者向け住宅、医療・健診データのデジタル活用、等々。

すべての政策の目的が、医療をネタに民間企業が金もうけできる体制を構築し、社会保障予算を削減する事にあります。

 

 私達国民は、国民皆保険制度を守るために、政府に厳しく対峙(たいじ)し、医療・介護の営利産業化と社会保障予算削減に歯止めをかけなければなりません。

院長挨拶(平成269月更新)

 

 当院は今月18日で開業満14年になりました。

おかげ様で、来院患者数は17,000人を超えました。

これからも、地域のかかりつけ医として皆様に一層信頼されるよう、努力を続けます。

 

 アベノミクスの効果が、未だ社会全体には浸透していない中、今年4月から消費税が8%に増税されました。来年秋には更なる増税も計画されています。

皆さんの医療機関を選ぶ目も一層厳しくなる事でしょう。

 当院は内科、外科、胃腸科、リハビリ科、肛門科、パワーリハビリ(デイサービス)と幅広く診療しており、多くの要望に応えられる体制を整えています。

私はもちろんの事、職員一同も日々勉強を重ねて成長しています。

健康に不安が生じた際には、気軽にご相談下さい。

 

 ところで、今年4月に日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が、高血圧などの「基準範囲」を発表して物議(ぶつぎ)を醸(かも)しました。

当院でも、147/94mmHg以下が「基準範囲」だと聞いて、私の治療方針に異議を唱えたり、投薬を拒否する方が現れました。

 人間ドック学会が発表した「基準範囲」とは、入院歴や薬の内服歴がない、自称「健康人」の血圧の上限に過ぎません。

つまり、医者にかかった事がない人や、治療を勧められても服薬を拒否した人が大勢含まれているのです。

 もっと分かり易く言えば、「俺は健康だ」と思っている人達のデータを集計しただけなのです。

しかも、この集計の目的は医療費の「適正化」である、との注釈まで付いています。

健康保険組合連合会が共同研究者になっている事からも明らかなように、医療費の「適正化」とは医療費削減を意味しています。

 「俺は健康だ」と思っている人達の血圧が147/94以下だっただけの事なのに、あたかもこの値を正常上限であるかのように世間の人達に思わせようとしたのです。

そして、この値を超えるまでは治療の必要がないと世論を誘導して、健康保険組合の出費を減らそうという訳です。何と浅はかな考えでしょうか!?

人間ドック学会は国民の健康を守るという役割を忘れて、健康保険組合の出費削減の片棒(かたぼう)を担(かつ)いでいるのです。

 それに対して、日本高血圧学会が従来より定めている正常範囲「140/90mmHg未満」は、単なる自称「健康人」の上限ではありません。長年に渡る前向き追跡研究で、将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症を予防するという観点から導かれた値なのです。

賢明なる皆さん、ご理解頂けましたか?

 当院では、高脂血症・糖尿病などの併存疾患の有無を考慮した上で、動脈硬化進行度も加味して、高血圧の治療方針を決定しています。  

「俺は健康だ」と思っている方も、過信せずに、私の説明を聞いて下さいね。

 

院長挨拶(平成259月更新)

 

 当院は今月18日で開業満13年になりました。

おかげ様で、来院患者数は16,000人を超えました。

これからも、地域のかかりつけ医として皆様に一層信頼されるよう、職員一同、努力を続けます。

今年の6月で医師会理事の任務を終えましたので、日常の医学の勉強に加えて、キリスト教やギリシャ神話の勉強もボチボチ再開したいと思っています。

 この1年間を振り返って、当院最大のトピックは、昨年11月に隣接地を買い取り駐車場を広げたことです。その結果、駐車台数は6台から9台に増えました。間口が広がったため、道路から当院への進入も容易になりました。

 

 ところで、先月、社会保障制度改革国民会議が「報告書」をまとめました。

そもそも、この会議は、昨年、社会保障・税一体改革関連法案成立を受けて設置されたものです。いかにも立派に聞こえる長い名称ですが、日本医師会の参加を認めないという、けしからん代物(しろもの)です。

 この「報告書」には、見過ごす訳にはいかない提言がいくつも盛り込まれています。

1.「70歳から74歳の医療費窓口負担を1割から2割に値上げする」

 この年齢層は若年層に比べ医療の必要性が高いにも拘(かか)わらず、自己負担増により受診抑制が生じ、かえって疾病が悪化する事が懸念されます。

2.「要支援者への介護予防給付を介護保険から切り離す」

 介護予防を受けられなくなった「要支援」者の日常生活活動度が低下して、かえって介護度が増加するという皮肉な事態が起きるでしょう。

3.「一定以上所得のある介護保険利用者の自己負担を現行の1割から2割へ引き上げる」

 自己負担を引き上げられた利用者が介護を受けられなくなり、基礎疾患の重症化を招くでしょう。その結果、かえって医療費が増加するでしょう。

 

 昨年末の衆議院選挙と今年7月の参議院選挙の結果、一党独裁となった安倍自民党政権は来年、消費税を増税しようとしています。アベノミクスの効果がまだ十分に浸透せず、多くの国民の賃金が上がらない中での増税は景気を冷やし、庶民の生活は一層苦しくなるでしょう。

 TPP交 渉では予想通り、日本はアメリカの言いなりになっています。このままでは、アメリカ企業が病院経営に乗り出し、混合診療は解禁され、国民皆保険は崩壊へ向 かうでしょう。外国の製薬会社が日本の薬価制度にケチを付けて、薬の値段を上げるでしょう。新薬の特許期間も延長され、ジェネリック薬が手に入りにくくな るでしょう。金持ちしか良い医療を受けられなくなり、貧乏人は医療・介護から遠ざけられるでしょう。

 

 私達は、社会保障の充実と国民皆保険の堅持を訴える世論を盛り上げていかなければなりません。

 

院長挨拶(平成24年9月更新)

 当院は今月18日で開業満12年になりました。

おかげ様で、来院患者数は15,000人を超えました。

地域で信頼される医院になろうと、職員一同が奮闘努力してきた賜物(たまもの)と思っています。

 昨年の本欄で、キリスト教やギリシャ神話の勉強を始めたと書きました。

しかしながら、この一年間は、日常診療に加え、労務管理や医師会理事としての業務に忙殺され、これらの勉強は停滞してしまいました。再開はもうしばらく先になりそうです。

 ロンドンオリンピックの熱狂に沸いた夏も過ぎ去り、周囲を見渡すと、ギリシャの経済破綻に端を発したユーロ危機、世界同時不況が相変わらず続いています。

こんな状況下で、先月、社会保障・税一体改革関連法案が可決されてしまいました。

消費税が2014年に8%に、さらに2015年には10%に引き上げられます。消費税だけではなく、復興増税、各種保険料引き上げ、年金削減など数多くの負担増が計画されています。ただでさえ長引く不況の結果、国民の賃金が低下しているところに、増税・負担増を強行すれば、さらに景気が悪化するのは明白です。そして、増加するはずの税収はかえって減少し、さらに景気・財政が悪化するという悪循環に陥ります。

 しかも、一体改革とは名ばかりで、医療・介護を含めた社会保障制度の将来が全く見通せません。一握りの「有識者」等で構成する「社会保障制度改革国民会議」なるものによって、医療、介護などの改革を進めるという事になっていますが、この「国民会議」から日本医師会が排除されているのです。結局、官僚主導で現行の医療費削減政策が継続され、国民皆保険は崩壊への一途を辿(たど)るのは間違いありません。

 それだけではありません。社会保障の機能強化に充てる財源を確保するために消費税増税を行うはずであったのに、民主・自民・公明の3党は増税を財源に社会保障費ではなく公共事業費を増やす計画をしています。国民が爪の先に火をともすようにして支払う消費税を社会保障充実以外の用途に使おうというのですから、完全な詐欺行為です。

  「近いうち」に衆議院解散・総選挙が行われる予定です。私達は今こそ熟考し、賢明な選択をしなければなりません。増税ではなく経済成長によって景気回復と税収改善を図り、社会保障を削減ではなく充実させる政策を実行する政治に日本の将来を託したいものです。 

 

 

院長挨拶(平成23年9月更新)

 当院は今月18日で開業満11年になりました。お蔭様で、来院患者数は1万3千人を超えました。13人の職員全員が、今年も一人も退職せずに、頑張ってくれています。 振り返れば、この1年間は今までで最も大変な1年でした。リーマンショックの余韻の不景気が続く最中、3月11日に大震災が私達を襲いました。幸い、建物にはほとんど被害はありませんでしたが、その後の計画停電や医薬品不足により、医業経営にも影響を受けました。その上、この4月から藤沢市医師会理事という大任を仰せつかりました。昨年の本欄で「生き方を少しペースダウンし、周囲にも心を配りながらゆっくり成長していこうと思う」と書きましたが、意に反して慌ただしい1年になってしまいました。 そんな中で今月、内視鏡スコープ2本とエコーを最新機器に更新しました。内視鏡スコープの1本は経鼻用で、今までの経鼻スコープより視野が広がり観察し易くなりました。診断精度の向上が期待できます。また、エコーでは心臓や頸動脈が驚くほど詳細に描出され、循環器疾患や動脈硬化の診療に強力な武器となりそうです。 ところで、私が医師になってから、ちょうど30年が経ちました。日進月歩の医学に携わる者として、日々学習が欠かせません。医学用語の多くはキリスト教やギリシャ神話に基づいています。医学に限らず西洋文化を理解するには、キリスト教とギリシャ神話を学ぶ必要がある事を最近知りました。そこで早速、聖書やラテン語・イタリア語の辞書などを買い込み、勉強し始めました。いずれ、「院長から一言」で披露しようと思っていますのでお楽しみに。 週の大半は、診療終了後に医師会に出掛けなければなりません。帰宅するのが平均10時ですから、就寝までの2時間の間に新聞を読み、入浴し、勉強しなければなりません。くたびれた頭でどれほど身につくのか疑問ですが、酒を飲みながら聖書やギリシャ神話を読むのも楽しいものです。医学の歴史を訪ねてヨーロッパを旅行する日を夢見て、これからも頑張ります。  

 

院長挨拶(平成22年9月更新)

            

   当院は今月18日で開業満10年になります。人間に例えれば小学校4年生です。振り返れば、2000年(平成12年)9月18日に開業してから、あっと言う間の10年間でした。日常の診療を行いながら、医師会活動、駐車場の整備、介護保険事業への参入、労務管理、医療機器の更新、個人的な諸問題の解決等々を同時並行で進めなければならず、無我夢中・・・いや、五里霧中の10年間でした。 お蔭様で、来院患者数は1万2千人を越え、常勤・非常勤合わせて13人の職員を抱える、(私にとっては)大所帯になりました。
 ここで、ホッと一息つきたい所ですが、昨年、大変悲しい事がありました。
私が小学校5・6年生の時の担任の先生が亡くなったのです。
「はじめ君、お医者さんになろうと思ったら、洛星中学(京都の6年一貫教育の進学校)に行かんとアカンよ。そのためには、学校の勉強だけしてたらアカン。塾に通ってガリ勉しなさい。」当時、私の家は京都市伏見区桃山という宮内庁が管轄する山の中にあり、私は文字通りお山の大将・ガキ大将で、毎日遊びほうけていたのです。担任の先生の忠告を受けてから以降、私は人並みに勉強するようになり、先生が勧めてくれた学校へ進学し、医師になる事が出来ました。私が今日あるのもこの先生のお蔭であり、先生は私にとって人生最初の恩師です。医師になってからは、恩師が健康を害した時は自分が治療するつもりでいました。当院開業後も何度か恩師から身体に関する相談があり、その都度、私なりに真摯に応えていました。ところが、この2-3年便りが途絶え、私も年賀状だけは送っていたものの積極的に連絡もしないでいた所、昨年末、突然の訃報に絶句してしまいました。私は自分自身の多忙を言い訳に恩師への気配りを怠っていたのです。今年の年末には京都に帰省し、恩師の墓前で己(おのれ)の不誠実を詫びるつもりです。
 開業満10年を機に、自分の事だけで精一杯だった生き方を少しペースダウンし、周囲にも心を配りながらゆっくり成長していこうと思っています。
 「院長から一言」欄では2年間に渡り、主に医療制度について解説してきました。
最近は、感想を言って下さる方が少なくなりました。
極力、平易に書いているつもりですが、それでも堅苦しい内容になっていたかも知れません。今後は、くだけた内容の話も書こうと構想を練っていますので、乞うご期待。

院長挨拶(平成21年9月更新)

 当院は今月18日に開業9周年を迎えます。2000年(平成12年)918日に開業した当初は、もちろん辻堂に骨を埋める覚悟ではいましたが、これまで縁もゆかりもなかったこの土地でやっていけるのか、正直言って不安で一杯でした。その後、無我夢中の9年間でしたが、今年正月明け早々に来院患者数が1万人を突破し、やっと少しは地元に定着できたのではないかと思えるようになりました。5月からはリハビリ担当職員を増員しました。患者さんの待ち時間短縮につながり好評を頂いています。

 昨年、全面改訂したこのホームページも、読者からのご要望により文字を大きくして読み易くしました。特に、「院長から一言」欄は、毎回多くの資料を調べ、考察を重ねて執筆しています。毎月、かなりの時間と労力を割かねばならず、掲載を始めた事を後悔する時もありますが、自分の勉強にもなりますので、可能な限り続けようと思っています。たまに、患者さんから「読んでいますよ」「楽しみにしているよ」「良い事言っているね」と声をかけて頂いた時は、やりがいを覚えます。

 病院勤務時代と異なり、開業すると自分の殻に閉じこもってしまいがちです。

年齢と共に体力も低下し、診療が終われば、外に出かけるのもおっくうになります。

自分に甘えてしまうと、野球や映画を見ながらお酒を飲んで寝るだけの毎日になってしまいます。こうなると、日進月歩の医学から取り残されてしまいますので、診療後は可能な限り、研究会や講演会に参加するようにしています。

 今月から政権が交代しました。これまで長年抑制されてきた医療・介護等の社会保障制度が拡充されるよう期待しています。当院も地域の皆様のお役に立てるよう努力を続ける所存です。

 

院長挨拶(平成20年9月18日)

  当院は2000年(平成12年)9月18日に「信頼されるかかりつけ医」を目指して開院しました。地域の皆様に充実した医療を提供出来るよう奮闘努力を重ねている間に、8年という年月が経っていました。あっと言う間の8年間でしたが、振り返ってみれば、玄関の改築、駐車場の整備、デイサービスの開設、経鼻内視鏡の導入等、皆様の利便性や医学・医療の進歩に合わせて徐々に改良を加えてきました。そして、この度、このホームページも全面的に改訂致しました。携帯電話版のホームページと共にじっくりと眺めて頂ければ幸いです。

 私自身、大学病院勤務時代は消化器外科医でしたが、専門にこだわっていては「何でも相談出来るかかりつけ医」にはなれません。そのため、研究会や講演会等に積極的に参加し、幅広い知識の吸収に努めて参りました。

また、メタボリック症候群からの脱却を目標に、テニスやゴルフ等の運動も定期的に行っています(こちらの目標は当分達成出来そうにありません)。

さらに、「親切な応対、的確な診断、迅速な治療」をモットーに、職員教育にも力を入れてきました。たまに、患者さんから「ここに来ると元気をもらえます」とお褒めの言葉を頂くのが一番嬉しい時です。

 今後も私を含め職員一同、勉強し精進を重ねて、より良いクリニックになるよう頑張りますので、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

お知らせ

平成30年8月13日(月)から16日(木)まで休診致します。

年末年始は12/29から1/3まで休診します。

1/4(木)から通常通り診療します(平成29年12月25日)。