健康情報のウソ・ホント 第19回 

ステロイド(続き)


平成27年6月1日

 ステロイドにも注射剤、内服薬(飲み薬)、外用剤(塗り薬)、吸入薬、点鼻薬、点眼薬などの種類があります。

当院で処方するステロイドの大部分は外用剤です。

 

 ステロイド恐怖に陥(おちい)っている人の大半は、次の2つの内のどちらかだと思います。

①注射剤や内服薬の副作用と外用剤の副作用との混同。

②アトピー性皮膚炎そのものの悪化と、ステロイドの副作用との混同。

 

 ステロイドは糖・脂質・蛋白(たんぱく)の代謝、免疫系、水・電解質代謝、骨カルシウム代謝など、生体の多くの機能に関与し、生命維持に必須のホルモンです。

治療薬としてステロイドを用いる際に、目的とする薬理作用は抗炎症作用と免疫抑制作用です。外用剤の目的もこの2つです。

目的とする薬理作用(主作用)以外は全て副作用となります。

 

 ステロイドに対する偏見が急速に広がる切っ掛けの一つになったのが、1990年代前半にニュース番組のキャスターがステロイドを「悪魔の薬」と呼んだ事件でした。

この時以降、医療現場で患者さんがステロイドを拒否する事が多くなったように感じます。

 そして、インターネットの普及に伴い、近年、アトピービジネスが隆盛を極(きわ)めています。アトピービジネスとは、アトピー性皮膚炎に代表される皮膚炎患者に対し、ステロイドに対する不安を煽(あお)り、医療保険外の商品や行為によって金(かね)儲(もう)けを企(たくら)む活動の事です。

 代表的なアトピービジネスを挙げると、健康食品、温泉療法、海水浴、入浴剤(石鹸(せっけん)、塩、ヨモギ)、化粧品、水(みず)治療(アルカリイオン水、酸性水)など枚挙に暇(いとま)がありません。

 

 試しに、「奇跡の肌△△」というスキンケア商品のウェブサイトを覗(のぞ)いてみましょう。

「恐ろしい」ステロイドを塗るのを止めて、「奇跡の肌△△」を塗り始めたという人の声だそうです。

 

 「ステロイドを使えば一時的に見た目は良くなりますが、使い続けなくてはいけないというデメリットがあります。

ステロイドを使うことによって起こり得る代表的な副作用には、次のようなものがあります。

糖尿病、クッシング症候群、白内障、緑内障、感染症の誘発、皮膚線条、紫斑、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、骨粗鬆(こつそしょう)症、筋力低下、精神症状、ムーンフェイス、月経異常、間質性肺炎、毛細血管拡張、多毛、副腎皮質機能低下など。

 特に、私が一番心配した副作用は腎機能の低下です。

つまり、ステロイドが働いてくれると勘違いをして、自分の腎臓が働かなくなったり、一度ステロイドを使用し続けると、どんどん強いステロイドにしていかないと効き目が弱くなっていくということです。

また、皮膚がんの発生率が上がるというリスクや、大人になって麻酔を安心して使えなくなるかもしれないという話を聞いたことも、脱ステロイドを目指す理由のひとつになりました。

実際のところ、私は眼圧が高かったり、毛細血管が少し浮き出ていたりしています。

そして、今でも足裏マッサージに行くと、必ずセラピストの方から『お客さん、腎臓が弱いですね』と言われます。」

 

 全くデタラメだらけの内容です。                                 

                           次号に続く

インフルエンザ予防接種の予診票は当院受付にてお配りしている他、本サイトからもダウンロードできます。予め記入後お持ち下さい。

  ただし、「65歳以上の藤沢市民」は、当院にて専用の予診票に記入して頂きますので、ダウンロードは不要です。

お知らせ

10月23日(土)午前10時、インフルエンザワクチンの在庫がなくなりました。

入荷しだい、お知らせします。

10月22日診療終了時点で、インフルエンザワクチンの在庫35人分です。

10月21日朝、インフルエンザワクチン100人分入荷しました。

在庫は105人分です。

10月20日夕方、診療終了時点で、インフルエンザワクチンの在庫は17人分です。

10月18日朝、インフルエンザワクチン138人分入荷しました。

在庫は188人分です。

10月12日朝、インフルエンザワクチン100人分入荷しました。

在庫は約200人分です。

10月1日朝の診療開始時点で、インフルエンザワクチンの在庫は380人分です。

 新型コロナワクチンの予約受付を再開します。3週間おき、計2回の接種をキャンセルしないで必ず受けると約束する方だけに限ります。

接種日は11月1日(月)以降で、定員168人です。接種時間帯は診療時間と同じです。

 月、火、水、金曜日の午後2時から3時の間、当院にて、接種券を持参の上、予約して下さい。電話では予約できません。電話でのお問い合わせはご遠慮下さい(9月9日)。

 

新型コロナワクチンの接種枠が満杯になりました。一旦、予約受付を終了します。再開する際は当欄にてお知らせします(9月1日)。

新型コロナワクチンの予約受付を再開します。3週間おき、計2回の接種をキャンセルしないで必ず受けると約束する方だけに限ります。接種日は以下の2通りに限り、共に定員70人です。例外はありません。

月、火、水、金曜日の午後2時から3時の間、当院に接種券を持参して御予約下さい。電話では予約できません。電話でのお問い合わせはご遠慮下さい(9月1日)。

①9/11(土)②10/2(土)

①9/25(土)②10/16(土)

いずれも、時間は午後2時から5時までです。

新型コロナワクチンの接種枠が満杯になりました。一旦、予約受付を終了します。再開する際は当欄にてお知らせします(令和3年8月27日)。

新型コロナワクチンの予約受付を再開します。3週間おき、計2回の接種をキャンセルしないで必ず受けると約束する方だけに限ります。接種日は以下の11通りに限ります。例外はありません。

月、火、水、金曜日の午後2時から3時の間、当院に接種券を持参して御予約下さい。電話では予約できません。

①9/28②10/19、①9/29②10/20、①9/30②10/21、①10/1②10/22、①10/2②10/23、①10/4②10/25、①10/5②10/26、①10/6②10/27、①10/7②10/28、①10/8②10/29、①10/9②10/30

8月12日(木)から14日(土)までの3日間、夏期休業します。

 

全国的なワクチン不足のため、神奈川県より9月27日以降の予約受付を控えるよう通達がありました。当面の間、9月27日以降の新型コロナワクチンの予約はできませんので、ご了承下さい(令和3年7月15日)。

6月11日現在の、新型コロナワクチン予約状況は以下の通りです。

本日予約すると、1回目接種が8月後半、2回目接種が9月前半となります。

新型コロナワクチンの接種対象年齢が12歳以上に拡大されました。接種券(クーポン券)が届いたら、窓口にて予約して下さい。藤沢市以外の方も予約できます(令和3年6月2日)。